画面でわかる!ワークシートやブックの書式を設定する~MOS Excel365&2019(3)

パソコンの画像。MOS Excel ワークシートやブックの書式を設定すると書いてある

こんにちは!えんがわROOMにようこそです♪

今回は「ワークシートやブックの書式を設定する」から、ページ設定を変更する・行の高さや列の幅を調整する・ヘッダーやフッターをカスタマイズする を進めてまいります。

ワークシートやブックの書式を設定する

ページ設定を変更する

ページ設定とは、余白の調整・印刷の向きの選択・印刷する用紙のサイズの選択など、ワークシート全体の書式設定のことです。

印刷する必要があるときに考えればよいのでは?と思いがちですが、全体のイメージがわかりやすくなりますし、印刷するときも楽なので、先にページ設定をすることが結構大切だと思っています。

ページ設定は【ページレイアウト】タブ〈ページ設定〉グループからおこないます。

余白ボタンで余白の調整・印刷の向きボタンで縦横どちらで印刷するか選択・サイズボタンで印刷する用紙のサイズを選択 ができますが、ダイアログボックスランチャー(赤い矢印の先)をクリックすると表示される「ページ設定」ダイアログボックスを使うと、これらを一度に設定できるので便利です。(印刷範囲や改ページについては次回以降で触れます)

ページ設定ダイアログボックスを表示させ画面のスクリーンショット

上の画像「ページ」タブから印刷の向き()を選択し、印刷する用紙のサイズを変更したい時は用紙サイズから選択できます。

ここで印刷するときのイメージを描いて、向きとサイズをあらかじめ選択しておくと、印刷範囲の点線(下の画像、赤い矢印の先)がワークシート上に入るので、1ページに収まる範囲を確認しながら作業ができます。(下の画像は印刷の向き:横、用紙サイズ:A4に設定しています)

のちに「印刷設定をを行う」にて触れますが、はみ出したデータを「拡大縮小」を使って1ページに収めることもできますので、ご参考まで、です。

印刷印刷範囲を設定した画面のスクリーンショット

ページ設定ダイアログボックスを表示するにはAltPSPです

余白

余白は「標準」「広い」「狭い」と、既定のものが3種類ありますが、「余白」タブを開くと(下の画像)、表が用紙に印刷される位置のイメージが表示され、上下左右の余白の数値をそれぞれの▲▼からお好みで設定できます。(ヘッダー・フッターについては少しあとで触れます)

余白を設定する画面のスクリーンショット

水平・垂直

ダイアログボックスの下のほうに「ページ中央水平・垂直とあります。

水平」にチェックを入れると用紙の幅の真ん中に印刷され、「垂直」にチェックを入れると用紙の高さの真ん中に印刷されます。

用紙の中央に印刷したい場合は水平・垂直両方にチェックを入れるとよいですよ。

水平・垂直両方にチェックを入れた画面のスクリーンショット

行の高さや列の幅を調整する

こちらについては、

パソコンと電卓の画像。Excel入門 これさえできれば家計簿が作れると書いてある

の冒頭にて詳しく触れておりますので、参考にしていただけますと幸いでございます。