画面でわかる!スパークラインを挿入する~MOS Excel365&2019(20)

デスクにパソコン・カップなどが置いてある。MOS Excel スパークラインを挿入すると書いてある

こんにちは!えんがわROOMにようこそです♪

今回は「データを視覚的にまとめる」からスパークラインを挿入するを進めてまいります。

スパークラインを挿入する

スパークライン

スパークラインとは、表内の複数のセルのデータをもとにして、表内のセルに作成できるグラフのことです。

【挿入】タブ〈スパークライン〉グループから、折れ線・縦棒・勝敗の3つのスパークラインを作成でき、データの傾向や数値の変化をグラフで一目で確認できます。

3つのスパークラインを順番に見ていきましょう。

折れ線スパークライン

下の画像、セルH3~H13(緑線の枠内)に、9月1日~5日の店舗別・店舗合計の販売数の推移を示す折れ線スパークラインを作成します。

スパークラインを挿入したいセルH3~H13を選択した画像

スパークラインを挿入したいセル範囲(H3~H13)を選択したので、【挿入】タブ〈スパークライン〉グループの折れ線ボタンをクリックします。

「スパークラインの作成」ダイアログボックスが表示され、データ範囲を聞かれるので、セルC3~G13を選択します。

スパークラインのデータ範囲を選択した画像

選択したデータ範囲が破線で囲まれ、データ範囲の項目に、選択したセル範囲が反映されたらOKをクリックします。

スパークラインが挿入された画像

各店舗の販売数の推移が折れ線で表示されました。

複数のスパークラインを作成した場合、それらのスパークラインはグループ化され、1つのスパークラインを選択するとすべてのスパークラインが選択されます(スパークラインのグループ化)。

グループ化を解除したい場合は【スパークライン】タブ(スパークラインを選択している時のみ表示されます)〈グループ〉グループのグループ解除ボタンをクリックします。

【スパークライン】タブの〈表示〉グループのボタンから、折れ線の最高点()や最低点()などをグラフに表示することができます。

スパークラインに山と谷を表示した画像

縦棒スパークライン

上の折れ線スパークラインを縦棒スパークラインに変更してみます。

縦棒スパークラインに変更すべくスパークラインを選択した画像

折れ線スパークラインが挿入されたセル(どこでもよい)を選択し、【スパークライン】タブ〈種類〉グループの縦棒ボタンをクリックします。

縦棒スパークラインに変更された画像

データの大小を表す縦棒スパークラインに瞬時に変更されました。

勝敗スパークライン

こちらは、データが「正」の数値か「負」の数値かを表すスパークラインです。

表内の数値3か所にマイナスをつけ、【スパークライン】タブ〈種類〉グループの勝敗ボタンをクリックしました。

勝敗スパークラインを設定した画像

スパークラインのセルが上下2段に分かれ、上の段が「正」・下の段が「負」の数値を表しています。

すべてのスパークラインで同じ値

初期設定では、それぞれのスパークラインごとに縦軸の最小値・最大値が自動設定されています。

この最小値・最大値を「すべてのスパークラインで同じ値」にして値を揃えることで、数値の大小を比較できるようになります。

スパークラインを選択し、【スパークライン】タブ〈グループ〉グループのボタンから設定します。

縦軸の最小値・最大値をすべてのスパークラインで同じ値にする画像

まず最小値で「すべてのスパークラインで同じ値」を選択します。

最小値をすべてのスパークラインで同じ値にした画像

次に最大値で、同様に「すべてのスパークラインで同じ値」を選択します。

最大値ですべてのスパークラインで同じ値を選択した画像

ちなみに縦棒スパークラインでは…

縦棒スパークラインですべてのスパークラインで同じ値にした画像

折れ線の位置・縦棒の幅により、データの大小が比較できます。

スパークラインのスタイル

【スパークライン】タブ〈スタイル〉グループから、お好みのスパークラインのスタイルを適用できます。

スパークラインのスタイルを表示した画像

スパークラインの削除

【スパークライン】タブ〈グループ〉グループのクリアボタンを開くと、選択したスパークラインのみクリアするのか、グループ化されたスパークライン全てクリアするのかを選べます。

スパークラインの削除の選択をする画像

以上でございます。

次回は、

デスクにパソコンやノートが置いてある白黒画像。MOS Excel 組み込みの条件付き書式を適用すると書いてある

を進めてまいります。

おつかれさまでした!