画面でわかる!オプションと表示をカスタマイズする~MOS Excel365&2019(4)-1

パソコンの画像。MOS Excelオプションと表示をカスタマイズすると書いてある

ワークシートの列や行を固定する

大きな表をスクロールしても見出しの行や列を常に表示しておきたい時は「ウィンドウ枠の固定」をします。

【表示】タブウィンドウ〉グループのウィンドウ枠の固定▼から設定できます。

ウインドウ枠のj固定ボタンを開いた画面のスクリーンショット

ウィンドウ枠の固定」「先頭行の固定」「先頭列の固定」と3種類あるので、順番にやっていきましょう。

ウィンドウ枠の固定

例1:表の1・2行目を常に表示する

1・2行目を固定したいので、その次の行、3行目の行番号「3」をクリックし、【表示】タブ〈ウィンドウ〉グループのウィンドウ枠の固定▼から「ウィンドウ枠の固定」を選択します。

3行目を選択し、ウィンドウ枠の固定をする画面のスクリーンショット

画面をスクロールしてみると…

1・2行目を固定した画面のスクリーンショット

2行目の下に線が入り、1・2行目が固定され、3行目以降のみスクロールできるようになりました。

ウィンドウ枠の固定を解除する場合は、再度ウィンドウ枠の固定▼をクリックすると、先ほど「ウィンドウ枠の固定」だった1行目が「ウィンドウ枠固定の解除」に変わっているので、そこをクリックします。

ウィンドウ枠の固定を解除する画面のスクリーンショット

例2:表のA・B列と1・2行目を常に表示する

A・B列と1・2行目ということは、B列と2行目が交差する角のセルC3をクリックし、【表示】タブ〈ウィンドウ〉グループのウィンドウ枠の固定▼から「ウィンドウ枠の固定」を選択します。

ワークシートを下・右にスクロールしてみると…

AB列と1・2行目を固定してスクロールした画面のスクリーンショット

A・B列と1・2行目が固定され、上の画像のような動かしかたができます。

ウィンドウ枠の固定も解除もAltWFFです

先頭行の固定

【表示】タブウィンドウ〉グループのウィンドウ枠の固定▼から「先頭行の固定」を選択します。

文字通り1行目が固定されます。

先頭行を固定した画像のスクリーンショット

AltWFRです

先頭列の固定

【表示】タブウィンドウ〉グループのウィンドウ枠の固定▼から「先頭列の固定」を選択します。

右にスクロールすると、A列が固定されているのがわかります。

先頭列を固定した画像のスクリーンショット

AltWFCです

以上でございます。

次回は

パソコンの画像。MOS Excel オプションと表示をカスタマイズすると書いてある

にて、続きの3項目、ウィンドウの表示を変更する・ブックの基本的なプロパティを変更する・数式を表示する を進めてまいります。

おつかれさまでした!

今回出てきたショートカットキー一覧

  • Excelのオプション(クイックアクセスツールバー設定):AltF0(ゼロ)→0(ゼロ)で「オプション」選択
  • 表示モード「標準」:AltWL
  • 表示モード「ページレイアウト」:AltWP
  • 表示モード「改ページプレビュー」:AltWI
  • ウィンドウ枠の固定/解除:AltWFF
  • 先頭行の固定:AltWFR
  • 先頭列の固定:AltWFC

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